まぶたの手術

当院では眼瞼下垂と眼瞼内反症に対する手術を行っております。

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂とは、上まぶたが正常の位置より下がっている状態です。先天性のものや加齢、コンタクトレンズによって起こるものなどがあります。眼瞼下垂の手術ではまぶたをあげる筋肉を縫い縮めてまぶたが上がるようにします。

右の眼瞼下垂の写真です。上まぶたが右眼の瞳孔にかぶさってしまっています。見えにくいので、額の筋肉を使ってまぶたをあげようとしています。そのため眉毛の高さも左右で違ってしまっています。

手術後、右の上まぶたが自然に上がるようになり、左右の目の大きさが揃いました。眉毛の高さも同じになっています。

眼瞼内反症とは

眼瞼内反症とは、まぶたの縁が内側へ入りこんでしまうため睫毛が角膜に当たってしまうものです。先天性のものや加齢による皮膚のたるみよって生じてしまうものがあります。不快ですし、角膜に傷がついてしまうと視力低下を起こすこともあります。眼瞼内反の手術では、まぶたに切開をいれ、睫毛を外に向けて縫い付けるようにします。