黄斑疾患について
冲永眼科では黄斑疾患に対する抗VEGF療法を行っています。網膜の黄斑部に新生血管が生じてきてしまう加齢黄斑変性や病的近視、黄斑部に浮腫が起こる網膜静脈閉塞症の患者さんの眼に血管内皮増殖因子(Vascular Endothelial Growth Factor、VEGF)の働きを抑える薬剤の注射をします。薬剤はルセンティス®かアイリーア®を使用しています。
疾患の説明や注射の実際についてルセンティス®のサイトに詳しく載っています。
http://www.lucentis.jp/p_patient/index.html
院で行った抗VEGF療法の1例
網膜分枝静脈閉塞症から黄斑部が浮腫になり、視力も(0.6)でしたが、治療後浮腫が改善し、視力も(0.9)まで回復しました。
治療前
網膜の断面図です。網膜がむくんで厚くなっています。
治療後
網膜断面の形が正常に戻りました。